ぺったんこは加工の非常識から生まれました

紙バンド手芸材料専門ショップとして深く紙と共に活動し、特化商品の開発を目指している「兎屋」としては6番目になる紙バンド材料が「ぺったんこ紙バンド」となりました。第6番目の由来は以下の通りです。

(兎屋で販売中の紙バンドと言っても、基本的なクラフト紙バンドや、一般的な静岡県紙バンド加工のカラー紙バンド・それとストライプ紙バンドは除いています。)

1:コレクションカラー紙バンド(高知県産原紙+愛媛県紙バンド加工)

2:マーブル紙バンド(高知県産原紙+日本各地加工+愛媛県紙バンド加工)

3:顔料墨流し紙バンド(高知県産原紙+高知県加工+愛媛県紙バンド加工)

4:ゴクボソ紙バンド(高知県産原紙+静岡県紙バンド加工)

5:ゴクボソブレード(高知県産原紙+静岡県紙バンド加工)

6:ぺったんこ紙バンド(高知県及び愛媛県産原紙+愛媛県及び静岡県紙バンド加工)

と言った具合です。

この「ぺったんこ紙バンド」。見た目は紙バンドに圧を加えて作りました・・・・と言う風な仕上がりですが、ここまで仕上げるには加工メーカーさんの努力がありました。簡単に見えますが、目から鱗・灯台下暗し・コロンブスの卵・的発想です。

ぺったんこ紙バンドの特徴

1:一般的な紙バンドの厚みに比べてとても薄い(第一特徴)

2:ぺったんこ効果で紙バンド表面が平らです

3:薄くて平らなので、網代編み・鉄線編みに適しています

4:ぺったんこ加工の結果、紙バンドに光沢が出ています

5:ぺったんこ加工の結果、割いた時に多少毛羽立ちが見られます

そしてこの「ぺったんこ紙バンド」は、紙バンド手芸ファンの方達から要望の多かったあるリクエストに応えられるかもという事です。そのリクエストとはズバリ ↓

網代編み・鉄線編み等「編んだ時に隙間が無ければきれいに見える」的な編み方に適しているです。

兎屋を始めたのは2002年5月、その頃兎屋が出会ったのが広島県在住の網代編みをよくする方がよく「紙バンドの厚みがもう少し薄かったらきれいな網代編みが出来るんですけどねぇ」とおっしゃっていました。その言葉は今でも時々思い出していますが、紙バンドの厚みとは紙糸の直径の事なので、特別細い糸なら可能ですが、当時それは無理としていました。

それから16年経て、静岡市の紙加工会社さんと一緒に数年掛けて開発し、2018年夏から発売しているゴクボソ紙バンドは、極細紙を使用しているのでとても薄い紙バンドを実現出来ましたが、糸の本数が6本で小品作製には適するものの、カゴ・バッグには極細ゆえにあまり適さない材料となっていました。

そして2021年、やっとカゴ・バッグ作りに適した紙バンドとして「ぺったんこ紙バンド」を発売できることになりました。いゃ~長かった・・・・・・。